この記事では、売り上げを伸ばすために持つべき心がまえを5つ紹介します。

どれも重要なことばかり。
この5つを覚えているだけで、作家として選択に迷ったとき取るべき行動がみえてきますよ◎
1.仕事として向き合う


ハンドメイド作品を販売する上で、絶対に忘れてはいけないことがあります。
それは「お金をもらう以上、趣味じゃなく仕事である」という意識です。



雑誌やテレビのハンドメイド特集を見て「簡単に稼げそう!」と始める人も増えました。
でも、売れてる作家さんほど裏では数え切れない努力や試行錯誤を重ねています。
そして、初心者意識も捨てましょう。
売れないときはもちろん、なにか不手際があったとき「初心者だからしょうがない」と思いたくなる気持ちもわかります…!
でも、お客様にとってあなたの作家歴は関係ありません。



作品が売れたとすれば、それは『あなたが作ったもの』を選んでくれたんです。
自信を持ってくださいね!
そして、作品を売る=仕事という意識でお客様に向き合いましょう。
2.客観的な目線


作家活動をする上でわたしが徹底していたのは、自分の作品ページや対応を客観的に見ることです。
- プロフィール文に素人っぽさが出ていないか
- 説明文や注意事項はわかりやすいか
- 作品ページを見た人が買いたくなるか
- 出品一覧ページが雑多になってないか
- ○○円払ってこの作品が届いたら嬉しいか
- メッセージの文面は不快感を与えないか
…などなど。
あげたらきりがありませんが、どんなに細かいことでも「自分がお客様の立場ならどう感じるか」を徹底的に考えて下さい。



ちょっとでも違和感があるところは見て見ぬ振りせず、しっかり改善していきましょう!
3.行動力


売り上げを伸ばしたり認知度を上げるためには、アイデアを実行に移す行動力(=フットワークの軽さ)が必要です。



例えば、生活にマスクが欠かせなくなった数年前。
すぐにマスク関連のアイテムを作り出品できた人は、それだけで注目される確率が上がりました!
わたしが売り上げを伸ばせたのも、行動力による部分が大きいです。
2013年当時まだマーケットが大きくありませんでしたが、早いタイミングで参入したことがその後に繋がりました。



「作っても売れるか分からないし…」
「このジャンルはまだ人が少ないから様子見かな…」
そうやって行動しない理由を探していると、貴重なタイミングを逃してしまいます!
こういう話をすると「じゃあ今からハンドメイド販売なんて、遅過ぎて売れないんじゃない?」と思う方もいるでしょう。
確かに一理ありますが、今から始める=売れないということは決してありません。
オリジナリティのある作品を作って売り方を勉強すれば、これから作家として伸びることも十分可能です。


4.失敗を恐れない


このサイトは『失敗しないハンドメイド販売』という名前ですが、新しいチャレンジをする以上「失敗」は確実にします。



サイト名の「失敗しない」は 前例から学べる失敗はなくそう という意味でつけました!
電球を発明したトーマス・エジソンの名言に、こんなものがあるのを知っていますか?
私は失敗したことがない。うまくいかない1万通りの方法を見つけただけだ。
発明家 トーマス・エジソン
この名言はハンドメイド販売にも当てはまります。
確実に成功する方法だけを探していたら、すでに行動してる人には追いつけません。
計画を立てて行動してみる。
もし失敗しても、原因を探して別の方法を試せばいいんです。



この繰り返しが売上UPにつながります。
失敗を恐れず、日々チャレンジしていきましょうね!
とはいえ、1から10まで自己流で試すのは非効率。
先人から学べるところはしっかり学んで、効率よく販売活動をしましょう!
「販売の基礎に自信がない…」という方は、初心者におすすめの書籍も紹介しているので合わせてどうぞ。


5.捨てる勇気


最後は捨てる勇気。
作家活動をするうえでは、何かを捨てる決断も重要です。
人間には現状維持バイアスというものがあります。
「行動したほうがいい」とわかっていても、リスクや失敗を恐れ現状維持を選んでしまうんです…!



ですが、リスクの恐れすぎは自分の首を締めることに。
わたしが価格面で失敗したのも「今までのお客様が離れてしまうかも…」と現状維持を選んでしまったからでした。
また、
「これだけ時間をかけたし…これだけお金をつかったし…今更やめたらもったいない」
と後に引けなくなること、ありませんか?



これを心理学用語でサンクコスト効果と言います。
こういう状態になったら、続けることで余計に損失が広がらないか冷静に見極めましょう!
意識を変えて『好き』を『仕事』に


以上、売り上げを伸ばすために持つべき意識5選でした。



最後におさらい!
- 仕事として向き合う
- 客観的な目線
- 行動力(フットワークの軽さ)
- 失敗を恐れない
- 捨てる勇気
特に ④失敗を恐れない ⑤捨てる勇気 は苦手な方も多いのではないでしょうか。



すぐに変われないのは当たり前。
なにか選択に迷ったときは、ちょっとだけでも意識してみてくださいね。
みなさんの作家活動がより楽しくなりますように!