このページでは、ハンドメイド品を「安売り」してはいけない3つの理由を解説していきます。
- 初心者だしとにかく安くしよう
- 安くてもたくさん売れば稼げるはず!
- がんばった割に売上が低い…
上記に当てはまったら要注意。負の連鎖にはまりかけてるかも…。
すでに販売中の方もあらためて今の価格が適正か考えてみてくださいね。

仕事や副業として長く続けたいなら、納得できる利益を考えよう!
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「安さ」を売りにしてはいけない3つの理由


価格設定は、しっかり利益を上げたいなら絶対に気をつけるべきポイントです。



わたしも安く設定しちゃって、売れるようになってからすごく後悔したんだ。
みんなは同じ失敗をしないでほしい…!
安売りがダメな理由はこの3つ。
- ハンドメイド×薄利多売は成り立たない
- クオリティ追求に甘えが出る
- 「価格だけ」では次につながらない
順番に解説していきますね。
1.ハンドメイド×薄利多売は成り立たない





安い作品をたくさん売って利益を出すぞ~!
という方、ちょっと待ってください。
薄利多売が成り立つのは、
簡単に大量生産できる商品やファーストフード店などの回転率重視な商売です。
ハンドメイド販売はすべての作業を1人でするため、薄利多売を目指すと負の連鎖に陥ってしまいます。
- 作業時間の割に利益が少ない
→もっとたくさん売らなきゃ
→利益は増えるけど作業時間も増える
→作業時間の割に…(以下繰り返し)
こうして、作業量と利益が見合わず消耗するはめに…。
価格を決めるときは、材料費だけでなくかかる時間と労力を見極めるようにしましょう!
2.クオリティ追求に甘えが出る


安売りすることで、クオリティ追求に「甘え」が出る。
これは無意識にやってしまってる方もいるはず。



ちょっとわかりづらいから例をあげてみるね
いまショップを準備中の方、あるいはすでに販売中の方、自分の作品にこういった問題点はありませんか?
- 作品の強度に不安がある
- 掲載写真がいまいち
- 説明文がわかりづらい
クオリティ追求に甘えが出るとは、
上記のような問題点を改善せず「安売り」で解決しようとするパターンを指します。



「価格を下げる」って、ある意味もっとも簡単な解決方法なんだよね…!
自分の問題点と向き合わないと、いつまでたってもクオリティUPは望めません。
思い当たるフシのある方は、ショップや販売ページを見直してみましょう。
3.「価格だけ」では次につながらない


相場より安い作品を購入するときの気持ちは2パターンに分けられます。
- この作品が安く買えるなんてうれしい!
- あ、安いから買っちゃおう!



一見同じにみえるけど実は大きな差が…
①この作品が安く買えるなんてうれしい
「この作品が安く買えるなんてうれしい」は、作品に対してすでに魅力を感じている状態です。
なのでよっぽどのアラがない限り、満足してもらえる可能性が高いといえます。
セールや割引をするときも価格だけをゴリ押しせず、しっかり作品の魅力を伝えましょう。



購入の決め手を『作品>価格』にしたいよね!
②安いから買っちゃおう
「安いから買っちゃおう」は、購入の決め手が『価格>作品』になってる状態です。
たまたま通りかかったお店で「そこまで欲しくはないけど、この値段なら買おうかな」と思ったことありませんか?
これは、商品そのものより『安さ』に価値を感じちゃってるんですよね…!
このように安さで購入を決めた場合、すこしでも気になる点があれば
「安いから買ってみたけどイマイチだな…」
「なんかクオリティ低い…まあ値段相応か…」
とガッカリされ、その1度きりになってしまいます。



作家活動をする上で大切なのは作品のファンを増やすこと
目先の売上にとらわれず、将来プラスになるかを考えてみてね!
最初のうちは限定セールがおすすめ


以上、ハンドメイド品を「安売り」してはいけない3つの理由でした。
とはいえ、レビュー0件というのは買い手からすると大きなマイナス要素ですよね。



気になるお店のレビューがゼロだと「ここで買い物して大丈夫かな」って不安になっちゃう…!
そのため、レビュー0件でも購入してもらう方法を考えなければなりません。
初心者でも取り組みやすいのが以下の2つ。
- 〇〇限定セール(新規開店・GW・など)
- レビュー投稿で割引
矛盾するようですが、実績ができるまでは価格を下げることも重要です。
セールをするときは、元の価格と割引価格の両方をぜったいに載せましょう。
(例:通常価格 1,500円→今だけ 1,000円)
こうすることでお得感がわかりやすく、買い手にも「本来はこの価格なんだ」と認知してもらえます。
適正価格で作家活動を楽しもう!


ハンドメイド品に限らず、あとからの価格改定は心理的にしづらいポイント。
- 高く設定して後から値下げ
- 安く設定して後から値上げ
イメージしただけでも②の方が難しいですよね。
それでも初心者さんは安売りしがち。
なぜなら、その価格が安過ぎると気づけてないからです。



まだ販売実績もないし、初心者が作ったものならこのくらいが適正価格だよね?
こう考えてしまう気持ちもすごくわかります。
でもそれでは、労力だけつかって利益がでない負のループに一直線。
一時的に売上は伸びるかもしれませんが、いつか自分の首を締めることに。
「低単価でしんどいな…」と感じてる人はいまからでも間に合います。
価格を見直し、作家活動を長く楽しみましょう!
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「ハンドメイド品の販売をしてるけど、どこを改善したらいいかわからない…」って人におすすめだよ!

